マルタにおけるパターンオーダーおよびビスポークテーラリング
暑く湿った島に合う既製の棚はありません。出来合いのジャケットは熱を抱え、平均の型紙はお客様の肩を知らないからです。だからマルタの仕事は、お客様の比率と気候に合う生地から始まります。甘く織られた180〜240g/m2の純リネン、長い催しでもシワになりにくい220〜260g/m2のハイツイスト梳毛、4プライのトロピカルウールと290g/m2ほどのウールシルク混紡が置かれます。式服にはゴゾ島のボビンレースとダッチェスサテン、コットンボイルが加わります。衿とラペル、貝もしくは角のボタン、ポケットの割り振り、軽い裏地、刺繍を選ぶと金額がその場で出ます。写真一枚で夏の催し向けの地中海仕立てをバーチャル試着で確かめ、カメラの解析が用具なしで寸法を算出します。その後、生地はTerzyAppの受付に従いヴァレッタやスリーマ、ビルキルカラの裁断台へ向かいます。
